Freestyleで販売中のアピアランスのaiデータを制作中のイラストレータファイルで利用する一つの方法を掲載いたします。
説明ではMac版のillustratorでバージョンはCC 2020を使用しておりますので、Win版や別のバージョンのイラストレータでは細かい部分で異なる場合があります。
illustrator上でのアピアランスの反映方法は何通りかありますが、編集中のファイルへのアピアランスを反映させる一つの方法を掲載します。
この記事ではFreestyleで販売しているアピアランスの動作確認用サンプルを使用して説明していきます。
アピアランスとグラフィックスタイルを呼び出す
すでに開かれている場合は不要ですが、最初に「アピアランス」と「グラフィックスタイル」のウィンドウを呼び出しましょ
呼び出し方はイラレの一番上のメニューバーにある「ウィンドウ」を開き、「アピアランス」と「グラフィックスタイル」から呼び出すコトができます。
アピアランスとは
アピアランスは文字やオブジェクトにつける色や効果のセットのようなモノで、一つのオブジェクトに対して複数設定できますので、工夫次第では色々な効果がついたアピアランスを作るコトができます。
一旦作っておけば同じ効果を他のオブジェクトに適用できますのでデザイン制作の時短にも役に立つと言えるでしょう。
グラフィックスタイルとは
グラフィックスタイルはアピアランスを登録しておく場所で、複数のアピアランスを登録しておくコトができます。
アピアランスをグラフィックスタイルへ登録
ダウンロードしたaiデータから文字をコピーして編集中のaiデータにコピーしてください。
登録されるケースとされないケースを検証しておりませんが、自動でグラフィックスタイルへアピアランスが登録されるコトもありますが、されないコトもあります。
コピペでグラフィックスタイルへ登録されない場合
コピペで編集中のファイルでグラフィックスタイルは登録されない場合は、ペーストしたオブジェクトを選択した状態でグラフィックスタイルウィンドウの右下の「+」マークをクリックすると登録できます。
アピアランスを適用したいオブジェクトへ反映
グラフィックスタイルへの登録ができたら、今度はアピアランスを適用したいテキストやボタンなどのオブジェクトを選択し、グラフィックスタイルから登録した項目を選択すると適用されます。
ただ打っただけの文字が簡単に加工された文字に変身します。
アピアランスの調整
アピアランスはグラフィックスタイルに登録した時点での線幅や太さが登録されますが、反映させたいオブジェクトが極端に小さかったり大きかったりするとイメージ通り反映されないコトもあります。
アピアランスの中身の数字を調整できる方は数字調整でお好みの設定にしていたたければと考えますが、よくわからない方や面倒な方向けに簡単な調整方法として、「線幅と効果も拡大・縮小」を利用して調整ができます。
線幅と効果も拡大・縮小の設定
「線幅と効果も拡大・縮小」の設定方法はCCでは左上の「Illustrator」→「環境設定」→「一般」ウィンドウから「線幅と効果も拡大・縮小」のチェックボックスにチェックを入れます。
アピアランスがイメージ通りの太さになったら登録
アピアランスを適用したオブジェクトを拡大・縮小してイメージ通りの太さになったらグラフィックスタイルに登録して、お好みのオブジェクトへ適用しましょう。
カンタンですが、Freestyleで販売中のアピアランスをイラストレータ上で利用する方法でした!
よろしければご購入の検討をよろしくお願いいたします。